第224章 五条家
五条悟
「さあ何から話そうか。」
悟さんは私、叶さん、香織さんを順々に見ます。
香織
「あなた、私から話すわ。」
(あなた…?)
確か悟さんと香織さんは婚姻関係は無いはず…
五条悟
「オッケー」
私達は神妙にしているのに
温度差が激しいです。
香織
「五条家の繁栄の為、
子供を産めない私の代わりに夫と私の子供を
体外受精で産んで欲しいの。
聞いた話によると腹貸し家が身籠れば
貴女の遺伝子が入ってなくても
守くんやちづるちゃんと同じように
呪術師として最高の能力を持って
産まれてくると聞いたわ。
もし承諾してくれるなら
出産に対して十分な報酬も与えるし
出産までは子供達とも"逢える"わよ?
どう?悪い話しじゃないでしょう??」
「!!」
想像していた展開とは違い
私は盛大に驚きます。
(え?どういうこと…?)
禪院叶
「…………」