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五 条 の タ ネ .

第222章 ゴミの捨て方





禪院叶
「しかたねぇー」









「(・・;)?」








叶さんは頭花さんを抱き上げると







禪院叶
「つまりコイツが死ねば丸く収まるってことだろ」









そして頭花さんの頭を鷲掴みにします










「待って!叶さん何をしようと……」









玉木
「……そうですか………

貴方もさんを

心から愛されているのですね。

だからご自分が悪人になってもさんが

望まない五条家への帰還を阻止するのでしょう?」









玉木さんは眼鏡の位置を変えながら

叶さんに聞きます。








禪院叶
「さあ」









玉木
「…はぁ………

悟様が発狂しないことを願います……

頭花帰りますよ。」









"ドサッ"









玉木さんは叶さんの手から

頭花さんを引き取ります。










禪院叶
「おい、これをそいつに巻いてから外に出ろ

お向いさんに見られる。」









"バサッ"








叶さんは毛布のような布を

玉木さんに投げます。








玉木
「なんですかこのズダ袋のような汚い布は…」








伏黒叶
「仕事道具だ」








玉木
「このようなものをさんの

お宅に持ち込むほど"本業"の方が

お忙しいようですね

ですがさんを巻き込むのだけは

やめてくださいよ。」








伏黒叶
「口が達者な使用人だ。

さっさと行け」









玉木
「では……また来ます」









禪院叶
「また?」









玉木さんは布に包んだ頭花さんを連れて

ガレージから出ていかれました。








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