第222章 ゴミの捨て方
それから特にお話はせず
気づけばうちの近くの
ゴミ集積所のそばに差し掛かりました。
そしてあり得ない光景を目にしたのです…
「きゃっ💦」
禪院叶
「なにやってんだアイツ」
ウチのゴミ袋を誰かが漁っているのに
気がついたのです。
←袋は自由なのでウチは黒色の袋を使っています。
他は白色や乳白色なので結構目立ちます
"キキィ…"
叶さんは車を路肩に停め
サッと車から離れると
「ギャアァアアアアアー!」
音もなくあっという間に犯人の首を掴みました。
(すごい……早くてよく見えなかった💦)
禪院叶
「それウチのゴミ
なんで漁ってんの?」
?
「いってぇー!!離せってんだ!!!!」
(あっ……あれは…………)
叶さんに首を掴まれているのは
全身黒ずくめの頭花さんでした。
「なんで頭花さんが…」
悟さんや子供達を含めた五条家関係者とは
関わらないと玉木さんに宣言をしたのに
今だに私の周辺に現れるのは何故でしょうか