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五 条 の タ ネ .

第222章 ゴミの捨て方





車に乗る事1時間。

たこ焼きバーなるお店に到着しました。








店主
「おぅ!かなちゃん!

その子が同居してる別嬪さんかい?」








タコと同じ色のハチマキをした

店主さんが

私達がお店に入るなり

元気に声をかけてくださいました。








(へぇー(*´∀`*)

"かなちゃん"は

このたこ焼きバーの常連さんなのね!)










「こんにちわ(*´∀`*)初めまして」









店主さんの前のカウンター席に迷わず座る叶さん。

そして私に横に座れと隣の席の椅子を軽く

叩きます。








禪院叶
「とりあえず

明石焼きと普通のたこ焼き」









店主
「はいよ。焼きたてだしてやるから待ってな!

かなちゃんよー

元気に挨拶できる女は間違いねぇーよ?

別嬪で出来た女はなかなかいやしないぜ?

今日明日にも既成事実作って結婚しちまいな!」








「(#´⊙ 艸 ⊙#`)」








禪院叶
「余計な節介だ」









叶さんは屈託の無い笑顔を店主さんに向けます










(気難しい表情が多いのに

素敵な笑顔…

店主さんが好きなのね( ´ ▽ ` ))









猫は家につくと言いますが

叶さんは店主さんが好きで来ているんだと思いました。




そんな大好きなお店に

私を連れてきてくれたなんて

妄想しただけで…心が大きな音をたてました








(まただ……この感じ……もしかして……

私………叶さんが好きなのかもしれない……)









子供産むために出逢った悟さんには

最初感じなかったものです。

腹貸しとしての使命を伴わない…

純粋な恋心を…

今私は初めて感じています。










「( ´͈ ᵕ `͈ )」









(これが恋のはじまり……素敵……)








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