第221章 真向かいの家族
「天秤にかけたんです(*´∀`人*)
呪霊に囲まれて眠るのか…
叶さんと眠るのか…
だったら叶さんかなって!!」
叶さんの部屋の片隅に
私の布団を敷かせてもらいました。
禪院叶
「どうだかな。」
「だって叶さんしないでしょ?
私が嫌がること。
叶さんはそういう方ですから( ´ ▽ ` )」
禪院叶
「ほう...そこまで言われると
そのお花畑精神を
ズタズタにしてやりたくなるな
怒るなよ?」
「フフッ…それじゃ電気消しますよ〜」
"カチッ"
禪院叶
「俺は花畑を愛でるよりも
踏み荒らすのが好みだ」
「はいはい( ´ ▽ ` )分かりましたよー」
お部屋が真っ暗になりました。
(さあー、私も寝よっと…)
「?」
(光…?)
布団に入ろうとしたタイミングで
"ピカッ"
「?」
薄いカーテンの向こうに光が飛び交って
いるのに気がつきましな。
「叶さん叶さん…カーテンの向こうで
光が動いてますよ💧」
禪院叶
「向かいの奴の仕業だろ。
気にせず寝ろ」
「は…はぃ(;´д`)」
私は布団に飛び込むと頭まで布団をかけて
目を閉じました。