第3章 対等
私にとって港区は初めての場所なので、
悟さんについて歩きながらも
辺りを見渡しながら楽しんで歩いています。
五条
「へぇー、ちゃんて
そんな顔もするんだねえ。」
「(。・ω・。)?」
悟
「あー、いいのいいの!気にしないで。
他愛もない独り言だからさ(。•ω<。)テヘペロ」
「独り言...(。・ω・。)」
五条
「でもさっ、勿体無いよねー
高専ではいっつも作り笑い。
可愛いのに魅力が半減しちゃってさ。
周りの目なんて、気にしなくて良いのにー」
(あれ?初日以外お逢いしていないはず...
何処かですれ違ったりしたのかしら。)
悟さんは、
少し身体をくねらせながら
真剣なようで、ちょっとおちゃらけながら話しています。
「滅相もございません。
私は女中ですから出来る限り感情は...」
(女中が感情豊かに表に出すことは、
何かと問題になりそうですしね💦)
五条
「え?そなの?
鈴(女中頭)は大口開けて笑ってるのよく見るけど、
あれはどーなの??
ちゃんって
昭和のオヤジ並みの頭の固さじゃない?」
「(・Д・)!!」