第219章 テコの入れ方
恐る恐る目を開けると
禪院叶
「俺はのそばに居て良いのか」
叶さんが真顔とも怒っている顔とも言えない
なんとも言えない表情で私を押し倒したまま
見つめています。
「いいと思います( ´ ▽ ` )」
禪院叶
「どうしてそう思う」
(どうして…?)
「叶さん…ちょっと耳を貸してくれませんか?」
禪院叶
「あっ…あぁ…」
叶さんは戸惑いながらも耳を貸してくれました。
お互いの身体がとても密着しています
私はこれを期待して耳を貸してと言いました
だから特に言うことは無いのですが…
"ぎゅ♡"
私は女性の時にも抱きしめたのですが
叶さんも同様に抱きしめました
言葉よりずっと伝わる事があると思うからです。
禪院叶
「ん?苦しいのか?」
「(´⊙ω⊙`)!?」
今まで何人もの人間の心を鷲掴みにしてきた
得意のぎゅう♡今回は完敗です……
※鷲掴みにしてきた人→守、ちづる、みちる、女性
禪院叶
「今退くから」
「(´・ω・`)」