第219章 テコの入れ方
荷物を置き女性に駆け寄ると
「!!」
女性は白目が真っ黒の女性でした。
(人間と呪霊の…)
みちるとちづると同じような運命の下、
産まれてきたのでしょう。
女性
「殺して……あたしを……殺して…………」
女性は木の枝のように細い腕で
私にしがみつきました。
「何があったか分からないけど、
私は貴女を殺せない。
貴女を殺したら…娘を殺した事になるの!」
私は女性にハッキリとNOと言いました。
女性
「え……どういう……」
「こんなに痩せちゃって……
ご飯食べてないでしょ?
お腹が空いてるからそんな事を
考えてしまうんだわ。
…ねえ?ウチに来ない?
簡単なものなら直ぐに作れるし
それにお風呂に…着替えも(*´∇`*)」
女
「いい…の……?」
「もちろん( ´ ▽ ` )
ちょっと用事があるから
ゆっくりお構いはできないけど、どうぞ。」
女性
「う"ぅっ…ありがとう……ございます……」
「はい( ´ ▽ ` )」