• テキストサイズ

五 条 の タ ネ .

第217章 人生をかけたくじ引き





〜更に翌日〜






いつもよりゆっくり起きて

リビングのカーテンを開けると…









「!」








ちょうど彼の車が家の前で停まるのを見てしまいました。









(えっー!?旅行には行けないって言ったのに💦)








ワンピースパジャマのままアタフタしていると…









"ピーンポーン"









チャイムが鳴らされました。










「(;´д`)」








(仕方がないわ…)








私は観念して…








"ガチャ"








玄関の扉をあけました。









「おはようございます……」








「具合いはどうだ」








彼を見ると両手に食材が入った

スーパーの袋を持っていました。









「なっ...なんとか...」









「お節介とは思ったが

体調が悪くても食えるもん作りに来た。

台所借りても良いか?」









「(´⊙ω⊙`)」









彼は旅行をキャンセルした私を叱りに来たのではなく

食事を作りに来てくれたのでした。









「わざわざありがとうございます…どうぞ。」








私は彼を中に入れました。








/ 5671ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp