第217章 人生をかけたくじ引き
名無し
「話は大体分かりました。
それなら俺と一緒に乳母として
五条家に潜入しましょうか。
周りを抱き込み…
香織様を五条家と悟様から引き離し
妻の座を奪い取りますよ!!」
「(´⊙ω⊙`)!!」
クールな名無しの使用人さんが
声を出しました。
闇医者
「バレるだろうよ。
お前はとにかく馬鹿は内から溢れ出す
魅力ってのが一般人のそれとは違うしな。
それに目が良い奴が2人いるだろ?
五条にちづるちゃん…
アイツらに気付かれたら潜入どころじゃなくなる。
まあ…現実的ではないな。」
名無し使用人
「あっ…確かに……」
「…あの…」
2人は本格的に私と悟さんの復縁させようと
真剣に考えてくれてはいるのですが…
私はもう悟さんに未練はありません。
闇医者
「なんだよ!黙っとけよ!
こっちはバカの為に…」
「…バカって…
余計なお世話って言葉を知っていますか!?
私の事を売女と言い放った母親を咎めもしなかった
悟さんの元に私が戻りたいと思うわけ
ないじゃないですか!!
だから呪術師なんて嫌いなんです!
腹貸し家の気持ちなんて二の次なんだから!!!」
←酔っ払っていて言いたいこと言った人
私は名無しの使用人さんと
闇医者を睨みました。