第217章 人生をかけたくじ引き
お風呂の支度を進めていると
〈さん!まだです!?
リビングから使用人さんの声が聞こえてきました。
「もう...せっかちさんだなぁ。
…えと…入浴剤はどれにしようかなぁ〜」
守と一緒に選んだ入浴剤の小袋を手にとり
自分の為に自分の好みの物をさがします。
(癒しのラベンダーも良いけど、
この…なんの入浴剤か分からない不思議入浴剤
っていうのも悪くないわね。)
〈なにしてるんですかー?
「今行きますってば〜」
私はとりあえず入浴剤を浴槽に入れて
リビングに向かいました。
「はいはいきましたよ…」
"ガチャ"