第216章 VS.
どんな気持ちで支度をして
どんな方法で京都まで行ったのか
覚えていないけど…
夕方前に私達は五条家本邸に到着しました。
守
「おかあー!庭の池に鯉が居るんだよー
見に行こうよー」
「フフッ、まだご挨拶がまだよ。」
"ジィー"
閉ざされた大きな木の門の横に設置された
インターフォンを押しました。
(嘘の五条家には無かったインターフォン…
それに監視カメラが何台も…)
ここが本邸で間違いないことを改めて感じます。
"ギィーーーッ"
その時でした
間をおかずに門が開きました。
(いよいよね。)