第216章 VS.
守
「おかあー!!!」
ちづる
「ままー!いたぁー!」
"パタパタパタパタッ!"
「守〜、ちづる〜(*´∀`*)ノ"」
"ばふっ、バフッ"
2人とも私の足に
しがみつきました。
12月28日、
クリスマスに果たせなかった子供達との再会を
果たす。再会の方法は…
使用人さんに五条家から3人を連れ出してもらったのです。
五条家使用人
「忘れていらっしゃいませんか?
祐太様もいらっしゃいますよ。」
「祐太(´;Д;`)!」
"ポフッ"
祐太を使用人さんから奪うように攫い抱きしめる私
祐太
「(。・ω・。)あぶっ」
優太は黒い瞳をパチパチさせて
私を見ています。
(もう絶対に離さない…
悟さんを捨ててでも子供達と
一緒に暮らしていくわ。)
ちづる
「まま!こぇー!!」
「ん?」
足にしがみついていたちづるが
綺麗な六眼の目を輝かせながら私を見上げ
小さな手で私に何かを渡してきました。
「なにかなー(*´∀`*)?」
何かを受け取った私はそれを見ます。