第213章 1人の朝
「また…居なくなる夢……」
柊くんや友谷さんと同様に
2人と過ごした時間も
私の夢であったと…そういうことかと
気付いたら心が痛みます。
「どうして生々しい夢ばかり…
変な呪霊に取り憑かれているのかしら…」
私は大きな姿見に身体をうつします。
「綺麗な顔…
そして白い肌に…
ふくよかな胸…
その上の薄桃の突起…
柔らかなお腹に張りがあるお尻……
はぁ……これが持って産まれた私の能力…か…
この能力で呪霊が倒せたらどれだけ良いんだろう。」
呪術師になりたい
そう思いました。
「って…ちょっと待って!!
そうなるとこのホテルの支払いは自分で!?💦
幾らなんだろう💦」