第211章 無量空処

さっそくチェックインを済ますと…







従業員
「頭花様、

お部屋の鍵をお渡しする前に

＂五条様＂から伝言をお預かりしております。」









「え？」








(いまあの人…五条って言った？？

聞き間違いかな？？)








頭花
「ごめん〜！

悪りぃけど、ちょっとこの受付のお姉さんと

内緒の話しするから離れててくんない？」








頭花さんが申し訳なさそうに言ってきました。









「う、うん！」









(受付のお姉さんと内緒の話し？？)








ちょっと怪しさを感じながらも

お話が聞こえない所まで離れました。