第211章 無量空処
頭花📱
「おっ!出た出たー!良かった!
久しぶりだな元気にしてるか?
悪りぃーな、なかなか店に行けなくてよ。
3人の子守でいっぱいいっぱいでさ💦
つかお前やっぱすげーよ。
上っ面の"母親"じゃできねぇーこと
玉木や俺がいたとしてもしっかりしてたんだな…
香織のやつは
最初は頑張ってたけど祐太の夜泣きが酷くなってきて
たまに夜中に出かけて逃げるんだよ。
…だから俺最近まともに休めてなくてさ…
昼寝もサボりもできてない(´;Д;`)
でもよ!いま五条が帰ってきてるから
今日休みもらったんだよ!
だからさ
久しぶりに2人きりで逢えないかなって思ってな!」
普段にも増して爆弾トークな頭花さん
随分と育児にお疲れの様子です。
「今日ですか?」
(どうしようかなぁ…
全然やりたいこと済ませられてない…。
けど子供達がお世話になってるのだから
頭花さんのお願いきかなくちゃダメだよね…)
📱
「はい良いですよ( ´ ▽ ` )
今夜はお仕事も休みだし逢いましょう。
どこで待ち合わせします?」
頭花📱
「え!?良いの!!?
それならそこに居な?迎えにいくからよー」
「え?そこ?
その言い方だと私の居る場所知って…」