第3章 対等
「∑(゚Д゚)!?」
(休暇...?)
さあ、
私の頭は更にゴチャゴチャになってまいりました。
まだ囮の方が理解し易いのだけれど、
悟さんの"休暇"に私が付き添う利点が
どうも見当たりません。
五条
「夜勤明けのちゃんを
連れ回すのは気が引けるんだけどね...
キミじゃなきゃ駄目なんだ♡」
伊地知
「///ッ💦」
ミラー越しで私より焦り始める伊地知さん。
(ん?)
「(#・ω・。)💦」
事情はまだまだ分かりませんが、
こんな私でも何かのお役に立てるのであれば
これ以上ない女中名利につきます。
(眠たいですが頑張らなくちゃ...)
私は自分の膝に乗せた
自身の色白の手を見下ろしながら
染めた頬をお二人に気づかれないように致しました。