第208章 知らない女
美味しい朝食を食べたあと
私は1人で外を散歩することにしました。
本当は泊まらせて頂くのでお掃除など
したかったのですが...
友谷さんに自分の立場をお考えくださいと
許していただけませんでした。
「こんなに何もしない日なんて久しぶりだなぁ…」
青い空を長めながら歩いていると
「可哀想な腹貸し家さん私と一緒に話しましょう。」
「(˶• ֊ •˶)?」
そんな私の前に、
綺麗な女性が立ちはだかりました。
(私を腹貸し家だって知ってる…
この人は何者…)
いつも悟さんや玉木さん頭花さん深見さんに
守られていたからつい忘れていたけれど、
腹貸し家を狙う輩もいるので警戒しないと
いけませんでした。
「適当に座りましょう」
女性は道横にあるブロックで作られた
花壇の縁に座ると、
隣に座るように目配りをしてきました。