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五 条 の タ ネ .

第204章 ゆうた





【玉木視点】






玉木
「………」







(今なんと…ベッドメリーの乾電池が無いと

おっしゃいましたか?)








私の鋭い"人を疑うアンテナ"が

作動致しました。







ベッドメリーはちづる様が使用されなくなったので

押し入れにしまっていると言うのに、

その存在を把握しているどころか

電池が無い事も知っている…

これがアンテナが作動したきっかけでしょう。








ちづる
「あっちー!!うたたん!!」
※おい!駒使い!うさぎのぬいぐるみがあるぞ!







玉木
「ちづる様、

つい最近ぬいぐるみは買われましたよね。

ですから本日は買いませんよ。

それからお口に注意です。」







ちづる
「ぶぅー!」
※やってらんない!!








(仲間を疑うのは宜しくないですが...

梅乃を調べる必要がありそうですね。)









「玉木さん、これ可愛いですよ。

ほら...前にはなかったカエルちゃん模様が…」







ちづる様の相棒のPigonのおしゃぶりを

指差しながら梅乃は嬉しそうにしています。







(以前は無かった…

"前"を知っているような言い方ですね。)







玉木
「カエルは先月発売になったばかりなんですよ。」








「そうなんですね。

どおりで私…知らないはずです。」








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