第203章 はじめまして
私は人肌に温めたミルクと
可愛いちづるを連れて
寝室に向かいます。
「ちづるちゃん
おめめがしょぼしょぼしてる。
もうおねむね( ´ ▽ ` )」
私の胸の中に顔を埋めて
もう寝ちゃいそうです。
「いい子〜いい子〜」
ちづるの頭を優しく撫でながら
再びこの手で娘を抱けた幸せをかみしめていると
守
「(´・ω・`)」
守がなんだか寂しそうに私を見ていました。
「守くん?
…守くんも一緒に寝ましょう( ´ ▽ ` )ぉぃでー」
私は守に手招きをします。
頭花さんは布団を出したり忙しくしているので
私は違う角度からのフォローをしてみます。
守
「うっ、うん!」
いつもは少し大人びたお兄ちゃんの顔から
4歳の男の子になっていて
本当に可愛いです。
"バフッ"
守くんは私のお腹辺りにしがみつき
嬉しそうにしています。
「梅乃は人気者で幸せです(ノД`#)」
〈おーい!そこの3人!布団敷けたぜ!!
「はーい、いま行きます!」