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五 条 の タ ネ .
第202章 あたらしい私
ゆうたに逢えず
悟さんに気付いてもらえず
肩を落とし病院から出ると…
〈ちぃー!ブランコしよー
〈いくー!!
〈ちづる様!暗いので足元に気をつけてください!
〈私もブランコするー!
「この声は…」
病院の前にあるこじんまりとした公園から
忘れかけていた守の声とちづるの声…
そして玉木さんの声と
知らない女性の声がが聞こえてきました。
(行ってみよう)
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