第200章 die
五条悟
「!」
その時でした、
悟さんが私に駆け寄りました。
五条悟
「……」
看護師
「旦那さん」
看護師さんが悟さんを制止させますが
悟さんはそれでも私の手を握ります。
(あったかい…)
意識体と本体が重なっている今は、
なんとなく温もりが伝わってくるようです。
五条悟
「どこにいたって
どんなに姿を変えていたって
僕は必ずを見つけ出して迎えに行くから
その時は懲りずにまた僕のお嫁さんになって。」
それはとても静かな声で
きっと私以外には聞こえなかったと思う。
(悟さん…)
悟さんの目は潤っていました。
そして…