第200章 die
翌日私の本体は病院に送られました。
オペ室に入るまで沢山の人が
私を見送ってくれました。
悟さんは裸眼で私をずっと見ていて
ちづるとみちるは私の頬にキスをしてくれ、
守は…耳元で2人だけの秘密の話を聞かせてくれました。
(そうなのね…)
私はオペ室前の廊下の奥を見ました。
すると本来の姿の宿儺さんが立っていました。
「守……ありがとう。
お母さん…寂しくないよ。」
看護師
「みなさん、さんから離れてください。
中に入ります。」
"ガラガラッ…"
そしていよいよ私を乗せたストレッチャーが
動き始めました。