第197章 お別れの餞別
"ザワザワザワザワッ…"
「(;´д`)」
悟さんは私を抱いたまま
空港のロビーに入りました。
当然その光景は異様なので
行き交う人々が私達を見て驚いています。
「悟さん?💦出ましょう💦」
五条悟
「さて…どうやって搭乗するか…」
悟さんは私を見つめながら
耳を疑うような事を言いました。
「無理ですって!
帰りましょう!今ならまだ運転手さんが…」
五条悟
「あっ!そこのお姉さんちょっと良い?」
悟さんは空港関係者の方に
"妻が眠ってしまったから起こさないように
飛行機に乗せたい"と説明を始めました。
(それちょっと無理あるぅ〜
こんな病院着だよ?信じてもらえ…)
「はい、畏まりました。
ではこちらでセキュリティーチェックを…」
五条悟
「どーもー」
「えー(´⊙ω⊙`)良いの!?」
無理のような事をいつもやってのける悟さんは
素直に凄いなって思います。