第193章 覚醒する腹貸し
病室に入ってきたのは
全く知らない青年でした。
「知らない人が急に入ってきて驚いたよねー
僕も突然知らない女性の部屋に行けって言われて
驚いてるんだけど…
とりあえず自己紹介しよう!
僕は夜蛾慶。貴女の護衛をしにきました。」
「(´⊙ω⊙`)」
(夜蛾慶…夜蛾……
聞いたことがある苗字……
誰だったかしら?)
そして夜蛾さんを見ると
高専の学生の服を着ています。
夜蛾
「次は貴女の番だよ!
無理に自己紹介して欲しいって
わけじゃないけど、
やっぱりこういうのって大切でしょ?
仲が深まる感じで良いし。
ね!自己紹介宜しくお願い!」
夜蛾さんは夜間だと言うのに
大きな声で話します。
(このままだと
看護師さんに怒られちゃうわ💧)
「すみません💦
自己紹介の前に…
その…ご声量を下げて頂けませんか?」
夜蛾
「え?声??
そんなに大きい??
神経質かな?
そんなに僕の声は大きくないから!!」
「((((;゚Д゚)))))))」
(本人はまったくの自覚無しですね💦
困ったわ…)