第24章 偽家族物語〜私は貴方の嫁じゃない〜
「お母様、本当に申し訳ありません。
オムツと粉ミルクと哺乳瓶ははこちらにあるので、
宜しくお願いします💦」
守は私のおっぱいが好きみたいで、
粉ミルクは飲むか分からないのですが
緊急事態なので仕方がありません。
母
「大丈夫だよ、母ちゃんこんなん慣れてるからねぇ。
ゆっくり食べておいで。」
「ありがとうございます(;´Д`A」
玄関で出かける前のご挨拶をしております。
母
「そうだ、
まだお嬢さんの名前を聞いてなかったね。
名前はなんて言うんだい?」
「と申します(*´ω`*)」
母
「ちゃんかい、可愛名前だね。
...頭花のこと宜しくね。」
お母さんは私の両手を、
両手で握ってくださいました。
(な、なんだか胸が痛いわね...(~_~;))
「はい、もちろんです(´ω`;)」
母
「...ん?なんだい?その額の汗は??」
「え?💦あっ...これは...」
鋭いお母様。
私の動揺を見逃さない。
母
「もしや...」
「( ;´Д`)」
母
「産後の肥立が良くないんじゃないかい?」
「(´⊙ω⊙`)!」
(そっちですか!!)
良かったです。
嫁という嘘はバレてないみたいです。
「違いますよ(*´∀`*)💦
私、暑がりで...」
母
「そうかい?
無理だけはするんじゃないよ?
アンタも私の可愛い娘なんだからね?」
「お母...お母様(´#;Д;`#)」