第24章 偽家族物語〜私は貴方の嫁じゃない〜
頭花
「母ちゃん、今から嫁と飯食ってくるから
悪いけど守をみててくれねぇーか?」
「Σ(・□・;)!?」
母
「そりゃー良いけどねぇー。
近場に食べ物屋無いじゃないか。
大丈夫かい?お前車持ってないだろ?」
妹
「行ってきなよー(๑>◡<๑)!
守くん可愛いから私がみてるからッ!!
今ならオッパイ出そうな気がするし!」
頭花
「母ちゃん悪いけどコイツに守の世話させちゃ
ダメだぜ?何するかわかんねぇ...」
母
「母ちゃんも...胸が張ってきた気がするよ(≧∀≦)
それにしても本当に可愛いねぇー!!
こんな可愛い子、ウチには居ないさね!」
(えっ!?お母様に預けてお食事へ?💦
いや...ちょっとそれは...)
"クイッ"
私は頭花さんの服を引っ張り、
いったん廊下に出しました。
頭花
「なっ、なんだよ嫁(・ω・)
まだ家族が起きてるからセッセはダメだぜ?
俺激しいから音がさ...」
「何言ってるんですか💦
あの...あのですね?
さっきから言おうと思ってたんですけど...
私は頭花さんの嫁でもないですし...
それにお母様に本当の孫でもない守を預けて
自分は外食なんて申し訳ないわ💦
私なら一食くらい抜いても大丈夫ですから、
お家に居ましょう(><)ね??」
私は頭花さんに懇願します。
八重
「だーかーらー、お前の話もそうだけど、
それを含めた話がしたいんだってば!
家じゃできねぇーのよ!
頼むから!俺の言うこと聞いてくれよ!!」
「へ?」
(それを含めた話...?)
頭花さんが気まずそうに私を見つめる。
「(´・_・`)」
(何か訳があるのね...)
一宿一飯の恩義...
そう自分に言い聞かせて
外にお食事に行く事にしました。