第192章 ちづる一歳
足早に玄関に向かうと
汗をいっぱいかいた守と、
頭花さんがいらっしゃいました。
ちづる
「にぃ!!」
そんな守を見るなり
ちづるが降りたいとジタバタし始めました。
「ちづる降りるの?
ちょっと待ってね……よいしょっと…」
"トスッ"
ちづるを床に降ろすと
"バタバタバタバタッ!"
守に向かって走り
そのまま汗だくの守に抱きつきました。
守
「えっ💦暑いから抱きつかないで!」
ちづる
「キャッキャッ(๑>◡<๑)キャッキャ!!」
←兄と父が大好きな乙女
頭花
「うっわ…
汗だくのきったねぇ兄貴に抱きつくとは(;´д`)
守…シャワー浴びてこいな…
は
悪いが俺に冷たい麦茶〜…あっ…いや…
自分で支度するわ!も飲むかー?」
「はい(*´ー`*)」
頭花
「よっしゃ!待ってなー」
(簡単なお茶出しも…
もう私に頼めないのね…
自分では自覚してなくても
結構悪化しているみたい)
頭花さんにお礼をして
部屋に戻ろうとした時でした
守
「おかあー!待って!!」
守が私を呼び止めました。
「( ・∇・)ん?」