第191章 全人類がキミの敵だって僕だけは君の味方
五条悟
「手、繋ぐ?」
誰もいない深夜の道を
私は悟さんと2人ゆっくり歩いています。
「良いんですか?」
五条悟
「もちろん。」
朝からずっと仕事着のままの悟さんだけれど
目隠しを取った状態で
私の歩調に合わせて歩いてくれています。
五条悟
「手…あったかいね…
もしかして眠たい?」
「そっ......
そんなこと(>д<`*≡*´>д<)ないですぅ!」
私は頭を振って否定しましたが
じつのところ少し眠たいです。
五条悟
「わかりやすっ!
今なら素直に眠たいって言ったら、
おんぶしてあげるよ。」
悟さんは六眼をキラキラ輝かせながら
私に聞いてきました。
「(。・ω・。)」
(悟さんの背中におんぶって…
初めてかも?
お姫様抱っこはあるけど…
これはもしかしてとっても貴重!?)
五条悟
「ちゃん?」
「……悟さん!!
私をおんぶしてください。」
私は少しだけ頬を赤らめながら
ストレートにおねだりをしてみました。