第189章 お母さんの頭の中
瑠果くんが部屋に入ってきても
自分スタイルを変えない悟さんは
ベッドの上で横になったまま
ちづると戯れています。
ちづる
「ぱ…ぱ…あぅー」
訳:パパ!ちらないサルがきたねぇー
五条悟
「瑠果くんだよねー
確かの従兄弟だっけ?」
瑠果
「はっ、はい瑠果です。
…あれ?もしかしてその子は……」
瑠果くんはちづるに気付いたようで、
目を大きく開き驚いています。
「この子があの時にお腹の中にいた子なの。
いろいろあったけど私もこの子も元気にしてる。
名前はちづる
ちづるー、瑠果くんにご挨拶しようねー。」
悟さんの上に乗っているご機嫌なちづるに
声をかけるけれど…
ちづる
「あぶっ(๑•ૅㅁ•๑)」
訳:いや!
そっぽ向いてしまうちづる。
瑠果
「あははっ…俺は嫌われてるみたいですね💧」
「人見知りなだけだよ(;´д`)
嫌ってないから大丈夫!」
瑠果
「そうかな…でもそれなら良かったかな。
可愛い従姪のちづるちゃんに嫌われたら嫌だから。」
ちづる
「(๑•ૅㅁ•๑)あぶっ」
訳:だからあたちはサルは嫌いだよ!