第184章 仲の良い兄妹
【1時間後】
「そろそろ搭乗しなきゃ。」
ちづるを抱っこして
歩き出そうとした時でした。
守
「おかあー、お腹に赤ちゃん居るんだから
オレがいもとと歩くから
抱っこしないほうがいーよ。」
守が心配そうに声をかけてくれました。
「守…ありがとう(*´Д`*)
それじゃ、お願いしちゃおうかな。」
私は守の優しさに甘えて
ちづるを床にたっちさせた時でした。
守
「リカちゃん?…あっ!やばっ!
いもとあぶない!!」
「(・Д・)え?」
“パンッ💥"
「!!」
守の声と共に私の身体がフワッと宙に持ち上がり
ちづるから離れたと思ったら…
"グチャ"
目の前にいたちづるの腹部を何かが貫通して
辺りにちづるの鮮血が飛び散りました。
そしてちづるの小さい身体が床に転がりました。
「ちっ………ちづる!!!」
私はちづるに駆け寄ります。