第182章 頭花
私はこれまでの事をゆっくり説明をしました。
特に乙骨さんの転生理由と方法が特殊で
普通の方には理解し難いものになっているので
そこは意識をし丁寧に細かく説明をしました。
頭花
「…なるほどな…わかったぜ……」
頭花さんはまだ手放しに納得したわけでは
なさそうですが、
私の上から退いてくれました。
頭花
「話したくねぇーこと、
話してくれてありがとな。
…あぁああ"ー!でもよ!!
東堂?って奴より俺に頼めってんだよな!!!
乙骨とは絡んだことあるから条件は
満たしてるだろうよ!!
せっかく…
せっかく合法でお前とエッチ出来たってのによ!!」
頭花さんは悔しそうに
床に転がっていたぬいぐるみを
破る勢いで両手で引っ張ります。
「あははっ💧
でも…もし頭花さんに抱かれていたら…
もうこんな風に話せなかったですよ…
だって頭花さんの事だから私をきっと
大切にしてくれるでしょう?」
頭花
「!!」
「私は頭花さんとは今まで通り、
使用人さんであり友達であり……
お兄さんのような関係でいたいです(*´∀`*)ノ
だから頭花さん…
どうか辞めないでください!
お願いします!!」
人形に酷いことをしている
頭花さんの手に触れ懇願しました。