第182章 頭花
"トントントンッ"
「頭花さん〜、出てきてください。」
すぐそこで聞き耳をたてているであろう
頭花さんにいつものテンションで
話しかけます。
五条悟
「僕の指導なんて必要無いと思うけど
こう…もっと気持ちを込めて呼ばないと
出て来ないんじゃない??」
「いえ、頭花さんは極度の
"寂しがり屋の構ってちゃんです"
シンプルな方が
逆に出現率が高いと思いますよ(`・ω・´)キリッ」
長い付き合いだからこその作戦です。
五条悟
「へぇー、そうなんだねー」
←頭花さんに興味なさそう
(悟さんは本気で頭花さん
に未練は無いのかもしれないわね💧
去るもの追わず来るもの拒まずって
言ってたから……)
はたして私のこの行動が吉とでるか…
凶とでるか……
五条悟
「…おっといけない!
僕これから少し用事があるんだった。
だから頭花はに任せるよ☝️
じゃーねぇ〜」
「…え(๑•ૅㅁ•๑)?さっ、悟さん!?
ちょっと!!待って……」
"ガラガラガラッ…パタンッ"
悟さんは何を考えているのか…
突如回れ右をして頭花さんの家から
出て行ってしまいました。
(えー…💧)