第22章 陣痛
病院に到着すると同時に、
私の子宮口が全開である事が判明をして
そのまま分娩台に登り
助産師さんとお医者様と私だけで出産に臨みました。
"おんぎゃー!!おんぎゃーーー!"
夕焼けで分娩室が染まる頃...
ついに悟さんの赤ちゃんが爆誕しました。
助産師
「あらあら!!
なんて素敵な子なのーー!
初めてよー!こんな素敵な赤ちゃん!!」
医師
「二十数年前...
医師仲間の先輩が、
白髪に水色の綺麗な瞳の赤子を取り上げた事があると
聞いた事があるが...本当に存在するときた...
生命とは不思議なものじゃな。」
グッタリしている私のもとに
赤ちゃんを連れてくる途中の助産師さんが
とてもはしゃぎながら私の赤ちゃんを眺めている。
(早く抱きしめたいわ(๑>◡<๑)!
助産師さん!は・や・く!!)
助産師
「でも廊下に居るパパには似てないわねー、
隔世遺伝かしら!
鼻や口元はママにソックリなのにねぇー!」
「!!」
(星野さん、この子のパパに間違われてる!💦)
そうこうしているとついに...
私の肌けた胸に
裸の息子がそっとうつ伏せで寝かせられた。
「(*´Д`*)わぁ!可愛い!!」