第175章 発表
【五条悟視点】
五条悟
「あっ…切れた…」
切れた後も暫くスマホから目が離せない。
五条悟
「……まっ、なんとかなるでしょ!
って言いたいとこだけど…
こんなにが僕の大切になってるなんてね…」
(僕がカードを出した時のあの悲しそうな顔……
捨てられた猫みたいなあの目……)
"バタバタバタバタッ"
←鉄塔の上が風が強くて服も髪もバタバタ
五条悟
「あーやだやだ…自分に嫌気がさすよ……」
鉄塔の天辺から見る街の景色は綺麗だけど
そこにはマンタのような呪霊が優雅に飛び交っている。
僕はこれを祓いに来たわけだけど…
明後日の事を考えると
これがマジやる気になれないわけ。
五条悟
「ったく…ウジャウジャウジャウジャと……」