第175章 発表
〜10:00〜
玉木
「では悟様を空港にお送りしてきます。
いいですね?私が戻るまではどなたが来ても
絶対にお出にならないようにしてください。」
「はい(*´ω`*)」
玉木さんは、
私に念を押すと運転席に乗り込みました。
後部座席には既に悟さんが仕事着を着て
乗っています。
"ジィーーッ"
「?」
もう出発かな?と思っていたら、
後部座席の窓が開きました。
五条悟
「決めた?」
「決めた?…
あっ…カードの事ですね(;´д`)」
五条悟
「そうそう。
誰にしたんだい?」
「えっ…💦口頭で言うんですか?💦」
五条悟
「いや、後でメッセージで教えて。」
(よかった……)
五条悟
「それじゃ、玉木が戻るまで気をつけて。
…玉木出して。」
悟さんはカードの事を聞くところから
ずっと前を向いたまま...
そして一度も私を見ることなく
玉木さんに車の発車を促しました。
玉木
「はい。」
そして車は静かに発車しました。
「(´・ω・)ふぅ...」
(悟さんだって嫌なんじゃない…)