第168章 ケセラセラ
「…!」
乙骨さんが私の唇に
優しく自身の唇を重ねられました。
乙骨
「先生のお嫁さんだから…と
諦めていたのですが
でもいま気持ちを伝えられて良かったです。
…もう心残りは無いです。」
「(#´・ω・#)」
悟さんの姿だから…
そんなにストレートにビックリとはなりません
でしたが乙骨さんの気持ちは嬉しかったです。
「……任せてください……」
乙骨
「…?」
「私に任せてください!!
ちゃんと乙骨さんを産みますから(`・ω・´)!」
私はその場に立ち、
気合いを入れます。
乙骨
「たっ、頼もしいデス(´∀`*人さん!!」
「つきましては……」
乙骨
「?」
「まずは気配がわからないくらい
大人しくしている"特級呪霊"を
完全復活させますよ!!」
乙骨
「あっ、先生の事ですね!?
でも先生は死んで……」
「死んではいません!!!
乙骨さんの鋭い感覚を持っても
気付かないほどなりを潜めているんです!
ですからその呪霊を引っ張り出します!
その為には元気な守くんが必要になります!
でも…残念ながら今日の守くんは
沢山遊んで、沢山疲れているのでちょっとダメです。
なので幼稚園がおやすみの日に守くんに
手伝ってもらいたいと思います!!」
乙骨
「え?💦」
「それまで乙骨さんは、
転生までの日々を精一杯楽しんでください!
里香さんとも転生後出逢えるかもわからないので、
今のうちに……
私からはこんな感じですね。
ということで…今夜はこれで解散です(*´∀`*)」
乙骨
「あははっ、
さん本当に頼もしくなったね。
……やっぱり先生の奥さんだよ。」
「本当はたくましいより
可愛らしくなりたいですけどねε-(´∀`; )💦」