第164章 星が輝く下で
〜9:50〜
玉木
「さん、
今、お話し大丈夫ですか??」
朝の忙しい時間も過ぎたので、
さんが一休みをする
タイミングで声をかけてみました。
「ダメです(๑•ૅㅁ•๑)」
玉木
「………」
これはやはりおかしい。
あんなに穏やかなさんが
ここまでご乱心するとは……
玉木
「…長いお付き合いですからハッキリと
申し上げます!
使用人と言えども理不尽な八つ当たりには
心底イライラします!!
さん!いい加減にしてください!」
「!!」
目の前に居るさんは
もともと大きい目を更に大きくさせ
私を見ています。
そして…間髪入れず…
その瞳から涙を流されました。