第20章 参観
(特別な感情...)
「愛してるとか好きと言う事ですか?」
星野
「えぇ。」
"ブロロロッ🚗"
信号が青になり車は動きだしました。
「そうですね...」
私はバッグから母子手帳を取り出すと、
挟んでいた"悟さんが捕らえられた瞬間"
の写真を手に取り見ます。
「ほんのひと時しかご一緒していませんけど、
そうですね...大好きです。」
(なんだか照れくさいです💦)
写真の悟さんの表情は難しい顔をしているけど、
私は笑顔なんだから不思議ですね。
星野
「...そうですか。
ですが...悟様はどうなんでしょうね?」
「(。・ω・。)え?」
星野
「貴女の事は"腹貸し家"としか
みていないかもしれませんよ。」
「そうなんですよねー( ・∇・)!」
星野
「!!」
「悟さんは私のことをどう思っているのか
分かりません💦
...愛してるとか好きとかも
特に言われた事は無いですし💦
でも私に対して"腹貸し家"として
接して来られたことは無かったんですよ。
だから少しだけ期待している部分もあるんです。
...いろいろと言ってしまいましたが、
私は悟さんの事が大好きです(*´ω`*)」
星野
「フッ...烏滸がましいですね。
貴女は何か勘違いをしている。」
「!!」