第163章 離してくれない
〜玉木視点〜
乙骨様に続き家にやってくると…
玉木
「これは…」
柄が悪い野朗共が
玄関前に集められ縄で縛られていました。
玉木
「さん!ちづる様!!!」
事態が飲み込めない私は
とにかく家の中に入りました。
すると…
ちづる
「(。・ω・。)あじゅ」
訳:母は死にましたー
玉木
「ちづる様!!」
内玄関の玄関マットの上で
ちづる様が1人お座りになられていました。
玉木
「お怪我はございませんか!?💦」
私はちづる様の身体のあちこちを確認します。
すると1箇所…見つけてしまいました。
玉木
「これは!!」
暴行を受けた跡などはないのですが
男達のイタズラでしょう
ちづる様のチャームポイントである
前髪を束ねたもの(鯨の潮吹き風)が
無惨にも切られ前髪が斜め切りになっていました。
玉木
「お可愛いですけれども!!
酷い!!酷すぎる!!!!」
斜め切りカット…
犯人に憎悪を抱きながらも
賞賛をしている私がいます。