第162章 会議
「玉木さんは悟さんに雇われた
使用人さんではないんですよ。
五条家…つまり出流様が雇われた
直属の使用人さんです。」
ちょっとそこら辺が複雑ですが…
(私の知らない場所で
悟さん関係の話しも進んでいるのね…
全然知らなかった…)
私の心情も複雑に絡まっています。
頭花
「いや…分かっちゃいたけど!!
はぁー、楽しかったのによこの仕事…」
頭花さんはガックリ肩を落とします。
深見
「俺も運びの仕事ばっかしてたから
初めての使用人の仕事は楽しかったな
…でもこればかりは仕方がないッスね。」
深見さんも深く肩を落とします。
(乙骨さんに私達を扶養する義務があるにしても
2人分のお給金は頼みづらいし…)
「(;´д`)」
私は困ってしまい俯きます。