第161章 ever.
寂しい気持ちを抱えてはいるけど、
家事に育児に…泣く暇なんてありません。
【10:00】
「ちづる〜、お買い物行こっ。
ほら、くまちゃんも一緒よ╰(*´︶`*)╯♡」
深見さんと愚痴愚痴遊んでいたちづるに
私は抱っこ紐を見せて誘います。
"ぷらん🪢ぷらん🪢"
ちづるが大好きなクマちゃんがプリントされた
抱っこ紐を目の前にちらつかせて
お買い物に誘います。
ちなみにおしゃぶりもお揃いのクマちゃんです。
このくまちゃんは、
私が小さな頃から大好きな推しのくまちゃん♡
まさかちづるも気に入ってくれるなんて
嬉しい誤算でした。
ちづる
「(。・ω・。)あぶっ」
訳:ママサイコー
深見
「俺も行きまーす!」
みんなでお買い物に行く為に
それぞれ支度に取り掛かろうとした時でした
〈さん!!!
「(・ω・`)ん?」
玄関の方から
おやすみのはずの玉木さんの声が聞こえてきました。
深見
「玉木…さん??
今日休みッスよね?」
「はい、そのはずだけど……」
私は玄関に向かいました。