第161章 ever.
玉木
「こんな時間に訪問してしまい申し訳ございません。」
すみれさん宅に着くなり
私がまともに話せないので
玉木さんが私の代わりに非礼を詫びてくださりました。
すみれ
「いえそんなこと!
また来てくださるとは思っていなかったので
嬉しいです…」
すみれさんは
目を潤ませながらそう仰いました。
玉木
「さっそくですが、
さんがちづる様に
授乳をされたいと希望されておりまして
宜しいでしょうか?」
すみれ
「本当ですか!?
是非…是非お願い致します!!
…ですが…さんのご様子が💦
どうかされましたか?」
すみれさんは心配そうに
俯いたままの私を見ます。
「大丈夫ですから……」
すみれ
「でも…」
玉木
「今日はいろいろとあって
お疲れのようで…」
すみれ
「そう…ですか……」
すみれさんは
そんな私を邪険にせず
小屋へ案内してくださいました。