第159章 影響
そうです。
そうなんです。
私が守らないといけないのは家族…
玉木
「仮に悟様が空輸代やパック代などご負担される
と言われましても、他に問題もあるのですよ。」
「他に…?」
玉木
「さんの母乳は有限ではないのです。
1ヶ月前はお二人分を出されていましたから
身体もそれに見合った分量を出していたでしょうが
今はお1人…ということは…分かりますよね。
母乳は有限ではないのです。
いつ止まってしまうのかも分からない…
不安定な代物…だからこそみちる様は……
酷な言い方ですが切り捨てるしかないのです。」
「(´・ω・`)」
切り捨て…
そう言われた瞬間…私の胸がズキッと痛みました。
そして…
数ヶ月ですが母としてみちるを育てていた思い出が
次々と頭の中を巡ったのです。
なかなか寝付かないみちるを抱っこして
夜中に2人で浜辺デートに行ったり…
そんな母でしか分からない思い出が次々と……