第159章 影響
玉木さんが呼び鈴を押しました。
私は誹謗中傷のビラを剥がし丸め
バッグに詰め込みます。
"ガラガラガラッ…"
数分待っていると
玄関の引き戸が開き、
すみれさんが現れました。
「Σ(・□・;)!?」
現れたすみれさんは、
頬骨が出るほどゲッソリしていて
1ヶ月前に逢った時と様相が変わっていました。
玉木
「すみれ様。
中に失礼をしても宜しいですか?」
すみれ
「えぇ……どうぞ……」
私は玉木さんと見合うと
靴を揃えて中にお邪魔しました。
(ゴミが散乱してる……)
すみれ
「遠路はるばるありがとうございます…
お茶を用意しますから
こちらでお待ちください。」
私達は客間に通されました。
「おかまいなく…」