• テキストサイズ

五 条 の タ ネ .

第153章  ファーストラブ





すると五条は俺から離れ

窓際の椅子にドガッと座ると

すっかり暗くなった海を見つめながら話し出した。







五条悟
「腹貸し家はさ、

僕達呪術師を満足させる為だけに存在するんだ。」









頭花
「は?」









(急に何を言い出すかと思ったら)







腹貸し家のを嫁にした男が何を言ってんだか

俺は呆れて目を見開いてしまう。








五条悟
「どんなに聞こえが良い言葉を並べても

呪術師からみた腹貸し家の存在は

現実はこんなもんよ。

まっ、僕はそれにプラスして"愛情"が加わってるだけ。

だけどね腹貸し家のと結婚したからといって

やっぱりそこは変わらないだよね。

だから実際に僕が子を望めば

は産んでくれるてるわけだし。」







頭花
「その言い方!!やめろよ!

それじゃがなんだ…

マジで道具みてぇーじゃねえか!」







"ドンッ💥"







俺は側の壁をグウぱんした。







五条悟
「道具だからこそは

苦痛しかない営みの誘いにも嫌な顔1つしないんだ。

これって凄いことなんだよ?

腹貸し家の身体の特性上

都度壮絶な痛みと闘わなくちゃいけないからね。

でもそれを知らず意気揚々と部屋に来て

自ら抱いてと懇願してきた頭花には驚かされたよ。」








(闘う?)







頭花
「わかんねぇ……わっかんねぇーよ!!

営みするだけで壮絶な痛みってなんだよ!!

つかお前!あんだけのこと大切に

想ってるような事言っといて

物だとしか思ってないのかよ!」







/ 5649ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp