第19章 後期
星野
「...私は知らぬ間に、
さんを亡き嫁に重ねて見ていました。
使用人ではなくその...旦那様目線で....」
星野さんは、
とても悲しそうに俯きながらそうおっしゃいました。
「........」
星野
「その行き過ぎた感情がさんを
傷つけてしまったんですね...
すみません...私は使用人失格です。」
「はい(。・ω・。)
それでは...これで...」
私は星野さんの両肩に手を置くと、
玄関の外へ押し出しました。
星野
「ちょっ💦さん!?💦」
「お帰りにならないとワンワンゼロに
通報しますけど...(。・ω・。)?」
←スマホを手にとる人
星野
「ちょっ!💦なんでですか!!?💦」
「...それくらい傷ついたって事なんです。
私は8ヶ月...ずっと心細かったんです。
産婦人科に行けば幸せそうなご夫婦を目にするし、
街に行けば同じ歳くらいの子が友達と楽しそうに
話しながら歩いていたり...
18歳が当たり前にできること沢山我慢して、
寂しいのも我慢して...
だけど子供だって言われて...
私の何を知っているんです?
長い時間歩くのが大人なんですか?
私頑張ってるんです!!!
そんな簡単に子供とか......言わないで下さい!!」