第152章 トレード〜私がアイツでアイツが私〜
壁にもたれたり、
床に倒れたりしながらも…
私は北側の部屋の側にやってきました。
「あれ(・_・;?物音がしない?」
この部屋に来ているなら
中から気配とか話し声がしそうなものだけれど、
"無音""無気配"です。
(もしかして中身が入れ替わってるのに気付かれて…
頭花さん…殺されてしまったのかも!?)
「大変💦」
私は頭花さんを助けるべく突入しようとした時でした。
「…なに…これは……」
入り口前に透明な幕が見えるのです。
(酔っ払ってるから幻覚が見えてる??)
「(・・;)」
私はその透明な幕に手を触れてみようと
指を近づけた時でした…