第150章 守の発表会
【幼稚園】
「先生お願いします!」
先生
「あの…ですから何度もご説明をしましたが、
五条さんはもうお2人入場されているので…」
先生はあからさまに困っています。
玉木
「中はさほど
混雑されていないように見えますが…
どうしてもダメでしょうか?
貴女ならば…
分かっていただけるかと
思ったのですが(▭-▭)ก クイッ」
先生の顎を摘み
目と目を合わせ
甘い声色でお願いする玉木さん
先生
「(⸝⸝⸝•௰•⸝⸝⸝ )ポッ」
「(´⊙ω⊙`)」
(こっ、これは////)
玉木さんは"普通にお願い"をするのではなく
容赦をフル活用したお願いの仕方で
攻めるようです。
先生
「貴方…
五条さんのお家の使用人さんですよね(*´ω`*)
あの…その…ご結婚は……」
玉木
「はい。私は五条家の使用人でございます。
そして良い人も妻もおりません。
フリーですよ(ノロдロ-)」
先生
「まっ(๑>◡<๑)!」
玉木
「幼稚園教員の方の異性との出逢い事情は
分かりませんが…
私のような使用人は残念ながら
貴女のような素敵な女性との出逢いは皆無です。
どうでしょう?
確か明日から幼稚園は連休……
まずはお互いを知る為のデートはいかがですか?」
先生
「\(//∇//)\わぉ!!」
「(・・;)」
(玉木さん……すごい……)