第148章 瞬間湯沸器女型4
潤花(父)
「いや!母さん!!
優秀な紳士こそ残しておくべきだ!💦」
焦る潤花父。
潤花(母)
「アナタは黙って!!
…確かに潤花の言う通りね、
1人くらい駒を減らしたところで
ウォールマリアの崩壊(会社の外壁)を
起こすにはなんの支障もないわ。
それよりも真実を知らずにこれからの
夫婦生活をしていく方が問題よ!
……わかったわ。
呪いは解いてあげる。」
玉木
「それから五条家の皆さんにも
呪いをかけない事を誓ってください。」
潤花(母)
「なによ注文が増えたじゃない!
ったく…仕方がないわね。
フェアじゃないけど良いわよ。
貴方の呪いも解くし、
五条家の人にも手を出さない。約束よ。
ほらっ!眼鏡イケメン!額出しなさい!」
潤花母が玉木さんを自分の目の前に呼び
額に指を指します。
「(*⁰▿⁰*)わぁ」
(良かった!無事に呪いが解かれるわ!
それにしても…)
呪いを解く場面や祓う場面を見る事が
あまりない私にとって、
その行為を目の前で見えるという事に
興奮し始めました。
(見た目は普通の女性なのに…
凄いなぁ…( ・∇・))
玉木
「宜しくお願いします」
玉木さんは額に少しかかった前髪を
手でかきあげ額を潤花母に差し出しました。